冬季オリンピック2連覇で約10か月ぶり実践復帰の羽生結弦選手(26=ANA)はショート・プログラムでは103.53点、フリーでは215.83点、合計319.36点で5年ぶりの優勝。
コロナ禍で勝ちとった優勝
25日のショート・プログラムでは氷上のロックスター羽生として「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を初披露し、英歌手のロビー・ウィリアムスのロックナンバーを演じた。
「最初はピアノ曲を探していたけど、ニュースや世の中の状況を見てやっぱり明るい曲の方がいいなと。ちょっとでも明るい話題になればいいな」と語っていた。
103.53点で堂々の首位発進5年ぶりの優勝へ近づいていた。
フリーは215.83点で合計319.36点で優勝した。(引用元:日刊スポーツ)
王者奪還を果たした羽生選手
羽生結弦 衝撃演技で王座奪還 全日本フィギュア 男子フリー
3連覇がかかる22年の北京五輪について
「東京五輪が出来ていない今の状況で、冬の五輪の事を考えている場合じゃないというのが個人の意見」と話した。
新型コロナウイルスの影響で東京五輪は1年延期となり、今もなおウイルスの猛威は収まらず、
来年夏の東京オリンピック開催に向け悲観的な意見が多い中、羽生選手は「五輪は僕にとっては競技の最終目標。それだけを考えるのであれば五輪を開催してもらいたいというのはありますし、そこに出て優勝したい気持ちも、もちろんあります。ただ、その背景に東京五輪すら開催されない現実が今あって、延期してもそれもホントにどうなるか分からない」とし、「僕が出る出ないとかそれまで現役続けるのか続けないのかとかそういう感じじゃなくて、そもそも、そこに向けシャットダウンしているイメージが強いです」と説明した。(引用元:スポニチ)